フィジカルアドバイザーhama-
※熊本 大津高校卒
◎高校時からサッカーが上手な人間とそうでない人間の違いについて自問自答し
続けた結果、「正しい」カラダの使い方について研究。
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フィジカルアドバイザーが勝手に評価&感想
先日(6/3)に日本代表vsU-24代表候補戦が
40年ぶりに実現しました。日本国内や
海外からも注目を浴びた一戦で3対0
という結果で幕を閉じましたが、
『正しいカラダの使い方』
という観点から勝手に評価・感想を
してみようと思います。
※特に良かった選手だけをピックアップしています。
40年ぶりに実現しました。日本国内や
海外からも注目を浴びた一戦で3対0
という結果で幕を閉じましたが、
『正しいカラダの使い方』
という観点から勝手に評価・感想を
してみようと思います。
※特に良かった選手だけをピックアップしています。
※良い評価5点 〜 1点悪い評価
- 鎌田大地 フランクフルト(ドイツ)
評価:4.5
昨シーズンドイツでの高評価通り、
素晴らしい活躍でしたね。日本にいる頃は
ただ、「上手な選手」という印象ですが、
ドイツに渡り身体も強くなり、
でも力み過ぎず良い「カラダの使い方」が
できていたと思います。全身が
脱力していてトラップ・パス・シュートの
どれをとっても力みがない。全身ゆるゆるの
状態でプレーしていた印象です。
ゴールという結果もあり、今後の
ステップアップにも期待大の選手ですね。
カラダの使い方のコントロールを意識しながらトレーニングが
できているのではないでしょうか。ただ、
日本人特有の猫背は気になりますね。
できているのではないでしょうか。ただ、
日本人特有の猫背は気になりますね。
- 橋本拳人 ロストフ(ロシア)
評価:4.2
彼は、FC東京からロシアに渡り、いきなり
結果を残しているだけあって、「軸」が
しっかり通っている印象です。得点が
あることで評価点を高くしいますが、
ダブルボランチとしての一角として
守田くんとバランスの取れた働きが
できていたと思います。ただ、あとは
攻撃面のイマジネーションは今後に期待です。
彼はフットボールネーションで紹介されいる逸材です。
カラダの使い方を見極めながらトレーニングしている結果が
出ているのだろうと思います。
カラダの使い方を見極めながらトレーニングしている結果が
出ているのだろうと思います。
- 守田英正 CDサンタクララ(ポルトガル)
評価:4
川崎フロンターレ時代で代表に呼ばれていた
頃から球際でガツガツいくタイプの
ボランチで、個人的に大好きな
プレースタイルです。彼もポルトガルで
結果を出しているだけあって正しい
ポジショニングからボール奪取し、
縦パス(くさび)へ攻撃の起点になっていたので、
頼もしいボランチタッグが出来てきたかなと
個人的に思っています。ただ、マッチアップ
(1対1)のときに腰が低すぎて一歩目の初動が
遅れていた場面があったので、骨盤辺りの
トレーニング次第でもう少し速くなるような
気がします。
今季はステップアップできるチームからのオファーも届いているみたいですね。
- 久保建英 ヘタフェ(スペイン)
評価:3.9
メディアでの評価は思ったほど高くはありません
でした。パスミスやドリブルでのボールロス、
フリーキックもふかしてましたね。ただ
「さすが久保くん」と思ったのは、体軸が
しっかりしていてメッシのような細かいタッチの
クイックネスなドリブルは、現状日本人では
一番ではないでしょうか。個人的にもう少し
上半身の使い方(腕の向きと振り方)を調整すると
もっとうまくプレーできるような気がします。
この調子でどんどん成長していけばレアル凱旋も
ありえるのではないでしょうか!?
ありえるのではないでしょうか!?
- 遠藤航 シュツットガルト(ドイツ)
評価:4
オーバーエイジ枠でU-24側での途中出場
でしたが、ドイツでの評価が爆上がりしてる
だけあって、存在感を放ちましたね。
それまで中盤でのボール奪取ができず、
サイドに振られっぱなしのゲーム展開が
嘘だったかのように、ピタッと
安定させましたね。ドイツでの評価
(ブンデス デュエル勝利数1位)はもちろんのこと、
ポジショニング〜ボール奪取力〜
ボールさばき、ドイツで戦えているだけ
あってカラダの使い方も良くなってました。
彼もフットボールネーションで紹介されていました。
正しいカラダの使い方で正しいトレーニングが出来ている結果ですね。
正しいカラダの使い方で正しいトレーニングが出来ている結果ですね。
- 浅野拓磨 無所属(前シーズン・セルビア)
評価:3.7
第一印象は、「首」が太くなってました。
その分スピードにデメリットがあるかと
思いましたが速かったです。前所属チーム
での得点数と評価も良く、サンフレッチェの
頃よりも成長できていた印象ですね。
スピードのある選手特有の後ろ側へ腕が
しっかりと振れていたし、ラインからの
飛び出しに関してはさすがの一言です。ただ、
キレイな「軸」は感じられなかったので、
ボールタッチは相変わらずといった
ところでしょうか。
後輩二人も評価・感想(大津高校出身)
最後に後輩が二人ほど出場していたので勝手に
評価&感想をしてみました。
- 植田直通 (ニーム・オリンピック)
評価:2.5
正直、残念でしたね。所属チームで
出場機会がないのも納得だと思います。
久保くんとのマッチアップの際の骨盤の
位置が低く、初動が遅れていました。
(強い相手との1対1の典型的なカラダの使い方)特に
パス精度(ショート・ロング)が低い。見た感じ
身体に緊張感が見られました。腕の使い方と
蹴った後のバランスの崩れは股関節の中心を
脳が捉えられていないものかもしれません。
もう少し自分のカラダを自分の思い通りに
動かせるようにトレーニングを
積んでいくことを期待したいです。
- 谷口彰悟 (川崎フロンターレ)
評価:3
所属チームでの評価通り、カラダの使い方
的にはよかった気がします。ですが、
緊張もあったせいか普段よりプレーが
全体的に硬かったように思います。
(基本もも前でプレーしていたような気がします。)そのせいか
いつものようなドッシリの中にもシャープな
カラダの使い方が出来ていなかったような
気がします。おそらくですが、本人も
いつものような落ち着きのあるプレーは
できていなかったと思っていると思います。
ただ、これから継続的に代表に呼ばれて、
なれてくると十分スタメン争いにも割って
入れるポテンシャルは持っているかと
思います。
タダフィジhama-
以上、フィジカルアドバイザーが
「日本代表vsU−24日本代表戦」を
好き勝手に評価&感想でした。
皆さんは、どう思われたでしょうか?
※あくまでもタダフィジサポートとして推奨している運動科学的知見であり、個人の見解です。
ですが、賛同してくれる子供たちが正しい努力を続けることができることを願っています。
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