フィジカルアドバイザーhama-【体と食事と心】
高校時に、大津高校サッカー部を経て、全国レベルのサッカーを体感したことでサッカーが上手な人間と下手くそな人間の違いについて疑問や葛藤を感じていました。そこで『運動科学』という分野を知ることで「正しい」身体の使い方とは？食事とは？メンタルとは？これについて勉強した結果、今までやってきた努力が間違っていた事実に気がつきました。
このことを今頑張っている人や子供たちに伝えたい！
そんな想いでブログを書いて情報発信しています。
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皆さんに質問です。
サッカー選手にとって必要な能力とは？
※フットボールネーション2巻より引用情報
アヤックスの下部組織が重視する 4つのポイント
フィジカル？
スピード？
テクニック？
チームプレー？…
すべて大事な能力です。
ただ、サッカー大国の中でも上位に君臨するオランダ。
その中でも下部組織の育成に力を入れているチーム
『AFCアヤックス』
が選手をスカウトするときに重要視している
4つのポイントがあります。
それが、【TIPS(チップス)】です。
※単語の頭文字を取って「チップス」。
今回はこの4つのポイントについて
解説していきたいと思います。
自分が現役の時に知っていたら
もっと効率よくトレーニングに活用出来たと
後悔するほど有料級な情報だと思ってます。
最後まで見ていただけたら幸いです。
T(テクニック・技術)
テクニック(技術)と言っても、ネイマールのような
ボールさばきができるとか、
リフティングデザイナーのような
リフティング技術ではありません。
サッカーにもっとも必要な…、
『ボールを正確に止めて蹴る(精度)』
＋『ダイレクトプレー』
※これがアヤックスの下部組織に求められる
テクニックです。
ノープレッシャーの場面なら問題ないですが、
セレクションやトレーニング・試合、
もしくは負けたら終わりのトーナメント戦、
大きな大会の決勝戦ともなれば
少なからず選手はプレッシャーを感じて
プレーすることになりますよね？
ボールを正確なポイントに止めて、
正確なポイントに蹴り、
ゴールにつなげられるか。
特に、精度の高いダイレクトプレー
(ワンタッチプレー)ができたら
ゴールへの確率は上がります。
私自身も現役時代に、大事な場面でトラップ
ミスをして怒られたり、チャンスを潰したり、
あの頃に正しい身体の使い方・作り方が
できていたら…、メンタルコントロールが
できていたら、もっと自分の未来は
変わっていたかもしれません…。
I(インテリジェンス・サッカーIQ)
日本では、『サッカーIQ』と言われています。
※サッカーのプレー中は、
常に状況が変化します。
現状はどのような場面なのか？
スコアは？
0対0？、1対1？、0対1？、2対1？
勝っている？負けてる？
時間帯は？前半？後半？アディショナル？
先制？逆転？追いついた？状況…など、
これによってプレーが変わってきます。
リスクを避けて守備的にいくのか？
リスクを取ってでも攻撃的にいくのか？
時間をゆっくりor速く使うのか…。
その状況においていくつもの選択を
しなければならない。
常に正しい選択をするために、
この『試合を読む力』が
重要になります。
これがアヤックスで求められる
インテリジェンスです。
P(パーソナリティ・人格)
アヤックスでの人格とは、
特別に「良い子」という訳ではありません。
サッカーは11対11のチームスポーツです。
どんなに個々の能力が高い11人が集まっても、
一人ひとりが自分勝手なプレーをしていれば、
チームとして機能しません。
こんな言葉を聞いたことはありませんか？
(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)
※ひとりはチームのために走り、
チームはひとりのために走る。
常にチームのことを考え、仲間を労る
思いやりの心、チームのためにハードワーク、
これこそがチームスポーツであり、
サッカーにはそれが必要です。
これがアヤックスの求める
パーソナリティーです。
S(スピード・プレーの速さ)
スピードと言っても、
50メートルが5.0秒で走れるということではありません。
10メートル、5メートルのような
短い距離を瞬間的に速く動けたり、
シンキングスピード(判断の速さ)、
トラップしてパスを出すまでの速さです。
これがアヤックスの求めるスピードです。
現代サッカーは日々進化し続け、
スピードも増しています。
- メッシの凄さは、
『5〜10メートルの爆発的な速さ』
(※股関節の回転数と驚異的クイックネス) - イニエスタの凄さは、
『判断の速さと止める蹴るの精度』
(※股関節周りの筋肉がいい感じに緩んでいて、
脳が股関節の中心を認識している)
このようなアジリティ(俊敏性)・シンキングスピード
(判断の速さ)は、現代サッカーにおいて
なくてはならない能力になってきました。
これが、オランダのアヤックスがかかげる
選手をスカウトするときの4つのポイント。
I(インテリジェンス)
P(パーソナリティ)
S(スピード)
※頭文字を取って『TIPS(チップス)』っと
言われています。
今回の情報を得て、自分には
どの能力が備わっていて、
どの能力が足りないのか自己分析し、
これからの成長へ正しい努力をしてもらえると
嬉しいです。
タダフィジサポートは、この4つ課題を
習得することも、体現することも、
正しい身体の使い方・作り方が
重要になると考えていて、
人間の基本動作『正しい歩き方』が、
パフォーマンスに影響がない訳がないと
思っています。
タダフィジ×サポート
YouTube公式チャンネル
『正しい歩き方解説』
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