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フィジカルアドバイザーhama-【体と食事と心】
高校時に、大津高校サッカー部を経て、全国レベルのサッカーを体感したことでサッカーが上手な人間と下手くそな人間の違いについて疑問や葛藤を感じていました。そこで『運動科学』という分野を知ることで「正しい」身体の使い方とは?食事とは?メンタルとは?これについて勉強した結果、今までやってきた努力が間違っていた事実に気がつきました。
このことを今頑張っている人や子供たちに伝えたい!
そんな想いでブログを書いて情報発信しています。
※フットボールネーション引用
タダフィジ×サポート
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『正しい歩き方を解説』
正しい歩き方と間違った歩き方
日本人のほとんどの人が
【正しい歩き方】
を知らない…。
姿勢や走り方に正しい正しくないがあるように、
『歩き方』にも『正しい』があります。
皆さんは歩き方を習ったことがありますか?
私は、35年間
一度もありませんでした。
「歩き」のメカニズム
人間は、歩く際に次の筋肉を主として使用しています。
大腿四頭筋(もも前の筋肉) or ハムストリング(もも裏の筋肉)
【もも前・裏の筋肉の主な役割】
もも前の筋肉 = ブレーキ筋
もも裏の筋肉 = アクセル筋
日本人のほとんどがもも前(ブレーキ筋)を
使って歩いてる。
※自転車で例えると、ブレーキをかけながらペダルをこいで前に進む。
どう考えても効率(こうりつ)が悪いですよね?
正解は、もも裏(アクセル筋)を使って歩く。
これが『正しい歩き方』です。
『歩き方』は人間の基本運動です。
=「歩き方」が正しいということは
「正しく筋肉を動かせている」ということ。
「正しく筋肉を動かす」ということは、
「脳が正しく認識している」ということです。
すごく重要になります。
思い通りの場所に投げられる確率(野球・バスケ・ハンドボール)
思い通りの場所に蹴れる確率(サッカー・格闘技)
思い通りの場所に打てる確率(テニス・卓球・バドミントン・バレー)
これは全て、正しい身体の使い方が必要です。
フットボールネーションいわく、
※人間の正しい歩き方=もも裏歩きと紹介されています。
日本人がもも裏歩きができるようになることは、
サッカー先進国となるために最も必要である
と提言されています。
正しい歩き方から見えてくる本質
サッカーは…、
持久系 と 瞬発系要素 両方が必須です。
ということは、相手よりも効率の良いカラダの使い方で
なければならない。そこで、重要な筋肉が…
『腸腰筋(ちょうようきん)』です。
※腸腰筋はインナーマッスルの一種
サッカーにおいて必要なテクニックとは、
走る、体を当ててボールを奪う、トラップ、パス、
シュート、ダイレクトプレー etc、があります。
この全てのプレーで『腸腰筋』が
関わってきます。
「腸腰筋が使えている」ということは
「軸(じく)」ができているということです。
- 軸とは…、簡単に言うとカラダの中に
通る「一本の線」のようなもの。
※これがないと表面の筋肉(アウターマッスル)だけで
カラダを使っている状態。
※運動科学研究所から引用
厳しいプレッシャーの中でもボールキープの
懐が深い。無理な体勢でも正確なトラップやパスが
できるなど、ボディバランスの良さが発揮される。
※例としてスペイン代表は全員軸が通っているので、
どんなプレッシャーの中でもボールがキープできている。
パス成功率の高さからもそう推察されています。
つまり速いターンやブレない軸、するどい切り返し、
上半身がブレないドリブルができるってことは、
「腸腰筋が使える」=「身体の軸が通っている」
これが『正しいカラダの使い方』です。
メッシやロナウドなど超一流は、
プレッシャーのかかる中でも
軽々とプレーができていませんか?
そのためには…、
『もも裏歩き』→『腸腰筋が使える』→『軸を通す』です。
これを、『無意識』にできることが大事です。
それは、なぜか?
トラップ&シュートする!って考える余裕は
ないですよね?※プレー中に修正はできるかもしれませんが…。
だから、普段から
「もも裏歩きが無意識にできる」
ことが
「正しく身体を使えている選手」と
「使えていない選手」の違いです。
クリロナ腸腰筋 動画解説
※YouTuberシダパンさん解説 引用
無意識とは
『無意識にもも裏歩きができる』
ということは、歯を磨いたり顔を洗ったりするのと
同じように、気づいたら
もも裏の筋肉を使って歩けている状態です。
- 人は体を動かすときに脳から指令を送って
手足を動かしています。ですが、皆さんは
歯を磨くときに肩の位置や手の角度など
いちいち意識して磨いていますか?
小さい頃からの詰み重ねで、
無意識に歯って磨けますよね?
つまり習慣化や反復によって、
無意識に体を動かせている
ということです。
私自身、現役時代の記憶です。
ボールを奪いにきた相手に対して、
瞬間的に無意識に体が勝手に動いて
ダブルタッチで交わすことが
出来たことを印象的に覚えています。
※自分でも驚きました。
反復によって身体に染み込まれたものは、
反射的に身体に現れるのです。
※大脳皮質〜小脳へ情報が蓄積されている証拠です。
- 逆に『間違った動き』を反復していたら?
※間違った歩き方、走り方、カラダの使い方に
なりますよね。私もそうでした…。
だから、
『無意識に正しい動き』
が重要なのです。
人間は一日何歩あるく? あなたは何歩間違った歩き方?
人間は、
一日に何歩あるくのか知っていますか?
女性・平均約7000歩
と言われています。
では、『無意識にもも裏歩きの人』と、
『無意識にもも前歩きの人』を比べると、
一日に7000〜8000歩単位でその差が
出てくることになります。
※1ヶ月で24万歩、1年間で288万歩
「歩くこと」は、二足歩行の人間にとって
最も基本的で大事な動作である。
正しく歩けない限り、サッカーでも
100%のパフォーマンスを発揮することは
できない。
※フットボールネーション2巻 引用
なぜ、タダフィジサポートが
『正しいからだの使い方』を意識するようになったのか?
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